同じ時間歩いても、フォームによって使う筋肉の量が変わり、消費カロリーや運動効果に差が出ます。正しい姿勢は、ケガの予防にもつながります。
腕を大きく振ると上半身の筋肉も使われ、消費カロリーが増えます。
歩幅を少し広めにとると、お尻や太ももの大きな筋肉が使われ、効率よくカロリーを消費できます。
かかとから着地し、足の裏全体を通して、最後はつま先で地面を蹴り出す。この重心移動を意識すると、ふくらはぎや太ももをしっかり使えます。
「少し息が弾むが、会話はできる」程度の速さが、無理なく続けられて消費カロリーも伸ばせる目安です。普通の速さ(MET3.5)から、慣れたら速歩き(MET4.3)に上げてみましょう。
腕はひじを約90度に曲げ、前に出すより後ろに引くことを意識します。肩甲骨が動くと上半身の筋肉も使われ、同じ時間でも消費カロリーが増えやすくなります。手は軽く握る程度で、力を入れすぎないのがコツです。
フォームが安定してきたら、コースに軽い上り坂や階段を加えてみましょう。同じ時間でも運動強度(MET)が上がり、消費カロリーを効率よく増やせます。下り坂はひざへの負担が大きいため、歩幅を小さくしてゆっくり下りるのが安全です。
ひざや腰に痛みがある場合は無理をせず、症状が続くときは医師に相談してください。
自分の歩き方は自分では見えませんが、履き古した靴の裏が手がかりになります。
極端な片減りが続く場合は、靴のサポート性を見直すか、痛みを伴うようなら専門家に相談してください。
腕・歩幅・着地を一度に意識すると、かえってぎこちなくなります。1週間ごとに1つずつ取り組むのがおすすめです。
歩幅を最後にしているのは、姿勢が崩れたまま歩幅だけ広げると、着地の衝撃が増えてひざを痛めやすいからです。
同じ距離でも人より疲れる場合、力みが原因のことがあります。肩が上がっている、手を強く握っている、あごが上がっている、といった状態は余計なエネルギーを使います。歩き始めて5分たったところで一度肩を大きく回し、力を抜いてから歩き直すと違いがわかります。
フォームを直しても痛みや強い疲労が続く場合は、靴が合っていない可能性もあります。ひざや腰の痛みが続くときは、我慢せず医師に相談してください。
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